にいがた第2回オーガニックフェスタ開催への経過

1 国の法律成立と新潟での組織の立ち上げ

  国会で有機農業推進法が成立したのは2006年でした。この法律の中で都道府県での推進組織を立ち上げて有機農業の推進をすすめる条項がありました。

 新潟ではこれを受けて07年6月27日に「にいがた有機農業推進ネットワーク」を農業者・各種議員・市町村団体・消費者団体・大学研究機関の参加をえて設立しました。そして県は有機農業推進計画策定をすすめました。しかし、国も県も計画が実施されず具体的な普及拡大に至りませんでした。

2 にいがた有機農業推進ネットワークによる有機農業交流会開催

 ネットワーク事務局の再建をして、15年11月22日県下の有機農業組織20団体と消費者・大学・研究機関に呼びかけて新潟大学農学部講堂で「にいがた有機農業交流会」を開催し85名の参加を得ました。

 そこで交流会を毎年開催することが確認され県下の有機農業の経験交流がスタートしました。

 弘前市の無農薬リンゴ生産者木村流の稲作版「自然農法」。笹神の田んぼに入らない釣竿を使ったチエーン除草。佐渡の米ぬか除草。長岡のお布団栽培。ほうき除草。高校生の無農薬アイガモ農法。ロボット除草などユニークな有機栽培が紹介されお互いの経験交流がスタートして3年が経過しました。

3 全国有機農業研者会議会への参加

 有機交流が3回目を迎え参加者もグループに個人が参加されるようになり交流が進んだ頃、農業試験場から17年に全国の有機農業の研究者が集まる「全国有機農業研究者会議」への参加が要請され。会員協議をして快諾しました。

 研究者会議は8月2日3日に開催され、会議は新潟大学ライブラリーホールで行われ、現地での交流は北区の福島潟のほ場で行われました。

 ここでのネットワークの役割はほ場の設定と会議全体の運営支援でした。

 会議では全国で有機農業の祭り「オーガニックフェスタ」が行われている実態が話題に上り、刺激を受けました。

 ネットワークはそれまで新潟県が10月中旬に開催する畜産フェスタの片隅に有機農産物コーナーを設けて、ささやかに有機農産物の展示販売をしていたのです。

4 第一回にいがたオーガニックフェスタの開催。

 研究者会議と交流会の総括を経て新潟でもフェスタをやろうと決定して、実行委員会を組織し、18年2月雪の中での発足を行いました。

 構成は有機農家・有機認証団体・生協・大学・行政機関です。

 暗中模索の中でのオーガニックフェスタは10月20日に新潟市南区の田んぼの中にあるアグリパーク新潟で開催しました。

 交通の便が悪く(バス便なし)で雨が降ったにもかかわらず、800余名の来場者を迎える事が出来ました。

 フェスタのメインテーマは「つくる人たべる人の出会いの場」の設定でした。

出展数は36ブースに渡り。有機米・有機野菜・低農薬野菜・もち加工・おにぎり等多岐のブースが並び賑わいました。

 準備の中で料理を作る人との意見交換をしたらどうかという意見がでて、南区長の紹介で「新潟県司厨士会」の会長肥田野さん(イタリア軒)と巡り会い

 意見交換を行いました。司厨士会は新潟県のホテルの洋食部門のシェフによって構成され200名位の会員で構成されているようです。

 意見交換では有機農産物は使ってみたいし、お客の要望もあるが常時供給がされない。虫などのが入っているとレストランの信用問題になる。単価が高いなど意見が出ました。実行委員会は有機農業の定義を示し、常時供給は可能、虫問題は古くて新しい問題等。有意義な意見交流ができました。

5 第2回オーガニックフェスタの開催へ

 実行委員会は昨年の反省を受けて、今年は11月3日に長岡アオーレでの開催を決定して準備を進めています。